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2020年05月09日
僕らの時代

足立 正

今年の4月から島津組にも新卒の新入社員が4名入社しました。
只今新入社員研修の期間なので実践で活躍出来るのは、
もう少し先になりそうです。
解らない事だらけだとは思いますが、頑張って少しでも早く独り立ち
出来るようになってもらえればと思います。

自分が、新入社員として入社した頃が、どうだったかと思いだしてみると、
今の時代とは全然違うなと思います。
島津組ではなかったですが、新入社員研修などと言うものは無く、
工務現場管理者として入ったので、入社早々から先輩に連れられて現場廻り。
現場の場所を覚えてからは、一人で現場廻りをしていたと思います。

今と大きく違う所が、木材などの寸法は、センチ・メートルではなく
尺・寸が当たり前だったので、初めの頃は訳も分からず大工さんに
「とうしゃくのさんごかくを1本持ってきてくれ」と言われても
何のことだかさっぱり解らず、聞き直して、
『10尺=3mの3寸5分角=105mmの木材を1本持ってきてくれ』との事でした。

木材についても構造図面を自分で作成して土台とか柱とか一つ一つ
拾い出していました。今では構造図についても基本プレカットが、
作成してくれて拾い出しもプレカットがしてくれるので、
手間が省け、拾い間違いも無く、良い時代に成ったとは思いますが、
それをやって来た事により、今現在リフォーム案件での
現地調査・間取り変更が可能かどうかを考える上で、
役には立っていると思います。

今でも解らないことが、いっぱいあります。
新人の頃先輩に言われた言葉
【聞くは、一時の恥 聞かぬは一生の恥】
成長する上では、必要な事だなと思っています。